先日購入した、tama工房のオリジナルUVレジン液を手に入れたので使ってみました。
======= もくじ =======
tama工房のオリジナルUVレジン液
最近、パーツ系ショップさんがオリジナルのレジン液を開発(?)することが増えていますね。
ぱっと頭に浮かぶだけでも、よく買い物をするショップさんのうち5店舗ぐらいたぶん作ってます。
正直、UVレジン液って、
高い(・x・)
ですよね。
たぶん一番有名な清原だと25g入りで楽天で1000円ぐらい、55gで2000円ぐらい。
おそらく2番目に有名じゃないかなというパジコの太陽の雫ハードも25gだと1000円、100g入りを買うと3000円で、あいだの50gがないですが大容量だと清原より一気に安くなりますが、それでも単価は3000円しちゃいます。
私がふだん使ってるルスターグロスの006は75gで1800円なので清原よりはだいぶ割安ですけども、クラフトやらない知り合いに聞かれて値段を言うと(;°д°)って顔されます(笑)。
それこそ扇やらの枠の、あんなちっちゃいこまっとしたものを作るための原材料がそんなにするというのはやってみないとわからないことですよね(笑)。
二液式のレジンはかなーり割安になりますがUVレジンに比べたらいろいろとめんどい。
なので、安くて、かつ、品質のいいレジン液があるならほしいのが人情というもの。
ですが、ショップさんの「独自開発」レジン液は、品質はいいのかもしれませんが買ってみようかなと思えるお値段ではあんまりなく(・x・; それならもうちょっと高くても清原買えばよくね?みたいになっちゃうんですよね。
そんな中、最近見た動画やブログで立て続けにリコメンドされてたのが、このtama工房のオリジナルUVレジン液。
なんと65g送料コミで888円という破格のお値段。
わりとよいという話も聞きます。
これはぜひとも、買ってみたいです(・∀・)
使ってみた
というわけで、
購入。
定形外サイズで送れるように、平たいオーバル形です。65gと、いつも使ってる75gよりやや少なめなので容器も小ぶり。
キャップ
さっそくキャップをとって逆さに・・・・
さかさ・・・に・・・・
出てこない(・x・)
ボトルのおなかを押してみた感触であーこれ中栓あるわと思ってあけてみたら、
思ったとおり(笑)。
ちなみにこれ、全部外れるのかと思って一生懸命ひっかいてたらちがって
とれるのはまんなかのとこだけでしたw
万一手につけちゃわないようにピンセットなどでとるとよいと思います。
粘度
さてさっそく、用意した空枠に注い・・・で・・・・・
い、糸引くよ?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
めっちゃ粘度高いな?Σ (゚Д゚;)
粘度が高いということは・・・。
思ったとおり。
かーーーなーーーーりーーーーーの、気泡です(・x・;
エンボスヒーターでぶおーってやればいいんですが、私あんまりあれ好きじゃなくて。
とりあえず、
時間は少しかかるけど、一番確実にきれいに気泡を消す方法。
静置。
ラップかけて数時間放置することにしました。
匂い
それともう一つ。
UVレジン液に大なり小なりつきまとう、匂いについて。
正直に書きますが、
かなり強いです。
※個人の感想です
ふだんどんなレジン液を使ってるかにもよるとは思いますが、ルスターの006を使い慣れてる私からすると、かなり強い匂いでした。1つ前の004は006よりもうすこし匂いが強いですが、それよりさらに強い感じ。
気泡よりもむしろこの匂いで、
うーんこれは・・・(;・∀・)
ってなりました。
ただ、匂いをどう受け取るかは、これはほんとに個人差ですし、作業環境にもよると思うので、あくまでも私の主観ということでひとつ(・x・;
かためたあとは
しばらく静置して。
それでもまだ多少残ってた気泡は楊枝ですくっちゃって、硬化。
とのことなのでさらにちょっと時間をおいてみました。
かちかち(・∀・)
ライトから出したあと、まちがって実験でさわってみた時は指紋がちょっとつきましたが、数時間置いといたら完全にだいじょぶになりました(・∀・)
ルスターはここがちょっと弱くて、硬化後時間おいて指紋がつかなくなってからもびみょーーにべたつきが残るんですよね。さらに徹底的に時間おけばいいのかもですが、そこまでは待てないのでいつもニス塗っちゃいます。
ですが、こちらならニスなしでも完成にできるかもですね(・∀・)
いろいろ入れてみた(・∀・)
底作っただけじゃアレなので、いろいろ入れてみました。
気泡ができやすいことも踏まえて、ラメホロ少し多めで多少気泡残ってもいいように。
完成一歩手前の図。
写真だとあんまりはっきりは見えませんが、やっぱりかなり気泡がしぶといです。
諦めて多少エンボスヒーターもあてましたが、それでもけっこうしぶとい(・x・)
中に残っちゃう気泡はまあ、風合いってことで!と言えなくはないですが、さすがに表面にぼこっと気泡ができちゃうのはまずいです。
できちゃったら、さらに盛るなり、上にラインストーン置いたりとかで目立たなくすることももちろんできるので運用次第ということになりますが、ほかの、気泡がとりやすいレジン液に比べたらややリスクが高いことは覚えておくといいかもです。
ちなみに、これ、あとは裏にレジンを敷いて透明にして仕上げるだけなんですが、tama工房のレジン液とは関係なく、これもついでの実験で封入してみた、小さいモールドで作ったレジンのパーツがそんな気がしてたとおりすっかり周囲のレジンに同化しちゃって輪郭も溶けた感じになっちゃって失敗作になったので、むだにレジン使うこともないなということでここで終了です。
まとめ
というわけで、まとめると、
(・∀・)お値段が安いうえに送料コミ
これはめちゃくちゃポイント高いです。
送料がかかる場合、単品で買ったらそのぶんがお値段に上乗せになっちゃいますからね。
セールの時なんかに、送料を気にしないでいいようにたくさん買うならそれでもいいですが、あっちょっと足りない!1本急いで買いたい!という時に送料がかかるのはやはりちょっと購入に二の足を踏んでしまう原因になりますので、いつでも1本同じ値段で変えるというのはとてもよいことです。
(´・ω・`)気泡ができやすい(・∀・)
だいぶ粘度が高いので、ちょっとかきまぜるとすぐ気泡ができて、そして消えにくいです。
これは、作ろうと思っている作品によっては逆にメリットにもなります。
なのでいちがいに悪いとは言えませんし、しっかりエンボスヒーターをあてたりゆっくり時間をかけて静置して気泡が消えるのを待ったりすればそれほど大きな問題ではないかもしれません。
ただ、なかなか消えない気泡をとっちゃおうとして楊枝ですくうのはややリスキーです。その行為でレジンをかき混ぜて新たな気泡を作ってしまう可能性があります。←やった
泡の部分を取り除いてしまうなら、タミヤの
調色スティックみたいなステンレスのでがばっと一気にとっちゃうほうがいいかもです。
ただ、たくさんとりすぎて追加したレジンにまた気泡が・・・ってこともあるので、がんばりましょう。
(・∀・)粘度が高い(´・ω・`)
これも、よくもあり悪くもありかなというところ。
粘度が高いので、盛り上げには向いてると思います。
気泡さえしっかりとれば、ですし、盛り上げてるとこにエンボスヒーターあてると表面張力が崩壊しちゃうかもなので慣れるまでちょっとたいへんかも。
(・∀・)硬化後はべたつかない
しっかりさめるまで時間を置く必要がありますが、安心してさわれるのはすてき。
これを利用して、モールドや空枠の底の1層に使うのはありですね。
(´・ω・`)匂い強め
これは主観なので個人差が出ると思いますが、匂いは強めです。
- 顔をあまり近づけない
- 近くで深く空気を吸い込まない
- 換気をしっかりする
- マスクをきちんとつける
などするとだいぶ緩和できると思います。
本当に匂いに含まれている体にあまりよくない成分を吸い込まないためには、市販の10枚100枚いくらの使い捨てマスクはほとんど役に立たないので無意味ではありますが、匂いの刺激はマスクや、タオルで口元を覆うのでだいぶ緩和できます。
とくにこの最後のが私にはちょっとつらいので、リピはしないかなー。