レジンをやってるとなかなか駆逐しきれない気泡。
小さい気泡は愛嬌にもならないでもなかったり、ラインストーンとかでごまかせたりもしますけれど。なかなかそうもいかないものもあります。
内部にあまりにでかいのがのこっちゃうのも(>_<)ですが、仕上げに盛ったレジンの表面にぽこっとというかにゅっとというか、でっぱりができてしまうというか。
まるでにきびのように表面に盛り上がりができてしまうことがあります。
orz
ってなりますよね(´・ω・`)
ライトにあてる前はなかったのに゚・(つД`)・゚・
ここまできてボツとかつらい(つд⊂)
じつは、これも気泡なんです。
レジン内部の、見えてなかった細かな気泡が、レジンが固まる時に押し上げられて集まって大きくなってしまって、行き場がなくなって表面を盛り上げちゃった、ってことかな、と思ってます。
たぶん、ですが、粘度高めのレジン液だとなりやすいかも。
もちろん、こうならないための一番の対策は、「気泡を完全に抜いてから硬化する」、そのために一番いいのは「レジンを流してからしばらく放置する」ことですが。
ドロップレジンとか作ってるとそんなに待ってたら完全に色が混ざっちゃいますし(;・∀・)
仕上げで盛ってる時に表面張力だのみで多めに入れちゃった時とかも、ほっといたらいつ決壊するかわかりませんよね(;・∀・)
そしてそういう時に限ってぽっこりにきび気泡はできてしまう(´・ω・`)
できちゃった時にリペアができれば、せっかく気に入ったできになったのに仕上がりに気泡ができちゃったせいでボツ(つД`)なんていう事態を少しは避けられるかもしれません。
======= もくじ =======
「にきび」気泡の修理方法
では、さっそくなおしてしまいましょう。
先日作ったダイソーのモールドキットの、ねこのほうに入っちゃった気泡で説明します。
用意するもの
- レジン液
- ニッパーorやすり
飛び出た部分を除去する
私はだいたいニッパーでやっちゃいます。
なるべくレジンの表面近くで、飛びでてるつのをちょんぎります。
※ちょんぎるというほど飛び出てないので、つき出てる部分を割って、あいた穴の端っこをちょっとカットするぐらいの感覚です。
やすりを使う場合は、てっぺんの飛び出てる部分を削り取ります。
とにかく、でっぱりの部分を極力平らにするつもりで。
だいたいとれてれば、きれいに完璧にしなくてだいじょうぶ。
レジンを流して穴を埋める+表面を盛る
ラインストーンの上にレジン流しちゃってガラス部分が見えなくなっちゃってΣ (゚Д゚;)ってなった経験のあるかたは多いと思います。
ばヒートンをつっこむために穴をあけて白くなっちゃったところも、レジンを流すと同化して透明になりますよね。
あれと同じです。
ペンチで割った切り口も、やすりで白くなっちゃったところも、上からレジンをかけちゃえばなかったことにできるのです(・∀・)
というわけで、傷口の上からレジンを流して、高さをならしてもう一度盛り上げるだけ。
表面から突き出てる部分が多めに残ってると、それを覆うぐらいさらに盛らないといけないのでたいへんです。もともと盛ってあったなら表面張力の限界もきちゃうかもしれないですし、あんまり厚く盛るとまたそこににきびができちゃうかもしれませんから、つのを除去する時になるべく高さは減らしておきましょう。
チェックポイント
リペアをする時には、該当部分だけじゃなく表面全体にレジンを流して広げましょう。
密着するとはいっても、段はできます(・x・)
セルフレベリングがあったとしても、端までのびてないレジンの境目は見えてしまうので、必ず全体にきちんとのばさないときれいに仕上がりません。
硬化して確認
硬化して、きれいにリペできてるか確認します。
段差があったり、穴を埋めきれていなかったりしたら、必要ならまた気泡部分にアクセスできるように穴をあけて、もう一度レジンをかぶせて埋めればok。
きれいに仕上がりました(・∀・)