UV007/ルスターグロス ※2017/11追記

スポンサーリンク

愛用してるルスターグロスのUVレジン液。

久しぶりにショップにいったらシリコンモールド用の新商品が出てたので買ってみました。

======= もくじ =======

UVレジンは反る。

UVレジンをモールドに入れて硬化させたらブリッジかよ!ってくらい反り返って浮き上がってて( Д) ゚ ゚ てなったこと、モールドを使ってると一度ぐらいあるんじゃないでしょうか。

私も、はじめてモールドを使った時、ライトから出てきたものを見て(°д°;;)ってなりました。

ほとんどモールドから外れてましたね(;・∀・)

ええええなんで?どうして?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

と焦って、その時いろいろ調べた結果理解したこと

 

UVレジンは、型に入れて硬化させると、反る

 

まんまですね(苦笑)

反る、というのは微妙に不正確で、正しくは「縮む」です。

UVレジンはライトにあてて、数分で、言うなれば急速に硬化させるので、熱も発生しますしぎゅっと収縮するのです。

で、型に入れて硬化させてますからどこが一番縮むといって外気に触れてるオモテ面。

結果、表面が縮んで側面をひっぱるから反っくり返る、と。

なので、大きめの、深さのあるモールドはだいたい、「二液式レジンをおすすめします」とか書いてあります。2液は化学反応でゆっくりかたまっていくので、時間はかかるけどそのぶん収縮もほとんどしないそうです。

 

ところでUVレジンというのは、どこでも「UVレジン」という名前で売ってますがじつはどれも原料は違うんだそうですね(・x・)

農場が違うけどニワトリの卵、じゃなくて、これはイクラでこれはタラコ、そこに見えるのがうずらの卵でそれはシシャモの卵、これはカズノコこれは鶏卵こっちはピータン、ぐらいばらばら。「紫外線をあてると硬化する」というところだけが一緒で、つまり黄変しやすさとか硬化するまでの時間とか透明度とか、反る度合いとか、こういうのが全部ちがうわけです。

まあ、一般論として安いレジンはやっぱり黄変しやすかったり(ものによっては硬化した時点からうす黄色いようです。私そういうの使ったことないけど)、しっかり硬化させたつもりでもべたべたしてたりとやっぱり質はお値段なりのことが多いらしくて、逆に誰に言わせてもけちがつかないのが有名な清原という会社のレジン。

じつはこれも私は使ったことがありません。だって高いんだもん(;・∀・)

私が使ってるのルスターグロスという楽天のショップ(のオリジナル?)のUVレジン液です。

とあるブログでおすすめされてたのをたどっていって見つけたんですが、最初にめっちゃえびぞりしたのはここの004というレジン液。

どうやら粘度がかなり高くて、盛り上げにはとても向いてるようですがモールド向きではないようです。

私がいつも使ってるのは006というタイプで、これは004よりも収縮率が低くて、モールドで固めてもそんなに極端には反らないレジン液です。(まったく反らないとは言ってない)

もちろんふつうに空枠やミール皿にも使えるし、最後のべたつきが消えるまでちょっとかかるのを除けば文句のないレジン液だったので006をいっぱい買い込んでありました。

でもさすがにちょっと減ってきて(ちょっと遊ぶと1日で55ml入りの1本が8割がたなくなります。だから清原買えない(笑))、久しぶりにルスターグロスにいったら。

 

シリコンモールド専用UVレジン液

 

なる新商品がΣ (゚Д゚;)

 

シリコンモールドとは相性が悪いはずのUVレジンに、シリコンモールド専用タイプとはこれいかに。

買わないわけにはいきません(笑)。


UV007 シリコンモールド型用

ざっくりレビュー

届いたので早速開封してみました。

匂い

ほとんどなし

粘性

ふつう

とくにすごいさらさらとかどろどろとか、そういうのは感じませんでした。

どちらかというとややさらさら系。

透明度

高い

・・・と、私は思います。

ただ、黄色い、というレビューがけっこうあるのでここは主観かしら。

反り

完全になし、ではないですが、かなり真っ平らという印象でした。

まあ、じつはこれ最後の盛り上げと側面の整えには同時進行で作ってた

このへんに使ってた0006をつい使っちゃってるんで、もしかしたらそっちに引っ張られてわずかに浮いてるのかもしれません。

ただ、蝶のオルゴナイトの裏面(今回モールドの上面をオモテに見立てて作ったので、モールドに触れてた底面)を、翌日ぐらいにふとさわったらまだちょっとべたつきが残ってるような気がしました。裏面からも何度も照射したんだけどなあ。

モールドにいいってことはたぶん粘性が低くて型のすみずみまで広がっていきやすい、ってことなのかもですが、そのぶん硬化に時間がかかるのかもしれません。

※追記&訂正※2017/11

↑のべたつきですが、この時のみで、その後作っているものはどれも硬化直後にさわれる・指紋つかない・つるぴかです。

現状、私が使ったことのあるレジン液では一番べたつきがない、に訂正します。

ツノが立つ

007の唯一?にして最大のたいへんな難点。

めちゃくちゃツノが立ちます。

ツノというのは、レジンの表面にぴょっとできる突起のことです。

このレジン液、少しでも水平以上に盛り上げると、ほぼ確実にツノが立ちます。

ツノできちゃうとそこ削ってレジン塗り直してのリペアが必要になりますので、

盛り上げには使えません。

さすがモールド専用というべきなのか(;・∀・)

あくまでも、モールドを満たすためのもののようです。

モールドで使う場合も、型のフチよりちょっと多めに入れちゃうと、ぷくっといきます。

そこを納得した上で使わないとムキーヽ(`Д´)ノってなるレジン液かもしれません。

でもつるぴか度合いはほんとにこの価格帯ではずば抜けてるので、じょうずに使い分けしたいところです。

タイトルとURLをコピーしました