春先ごろに作ったバッグにもちょっと飽きてきたので、新しいバッグを作りました。
======= もくじ =======
バッグ作りたい熱
じつは、最近の縫いたいブームの発端のひとつには、普段づかいのトートがもう1こほしいな、というのがあるのです。
フルール・ド・リス柄の
これはけっこう気に入ってはいるんですが、どうも色なのか生地の質感なのか自立させたくてがっちがちのかったい接着芯を入れたせいか、なんだか冬っぽい厚地な感じがあって、なんか夏向きじゃないんですよね。
なので、
作った直後はぺなっとしてていまいちだなあと思ってた試作品のこっちをむしろ最近は使ってたんですが、
ちょっと飽きてきた(・x・)
あと、やっぱりポケット1こしかないのはちょっと不便。
なので、もう1こバッグ作りたいなあとぼんやり思いはじめたのがそもそもの出発点だったのです。
そこにさらにiPadケース作りたいとかいろいろ上乗せされてきて、
より小さい
からすぐ終わる
であろうものから手をつけたら、
ファスナーがぜんぜん倒せなくて⊂⌒~⊃。Д。)⊃
やっと歩み寄りが見られたので、まあ、もっと練習は必要なんですけども、さりとて先人がこぞって難関と口をそろえるファスナーつけが一朝一夕にマスターできるわけでもないのでそこは今後研鑽を積んでいくこととして。
今週末こそはバッグを作るぞ(>ω<)
と意気込んでました。
切るまでに2時間
使う布はこちら。
先月のセールでMY MAMAで見かけて気に入った猫の綿麻をメインにすることは決めてて、裏地に、やっぱり先月あちこちで買った裏地によさげな布の中からベビーグリーンのドット。これはえーと「手芸の店ギンガム」で売ってたやつ。マスクがある程度形になってきたので百均のより質のいいマスクゴムを買いにいったらとても魅力的なドット生地があったので購入。綿100中厚地とあるんですがややうすめ。生地としてはなんになるんですかね?よくわかんないけどなんでもいいや(>ω<)
見えにくいですが右上にある黒い部分はダイソーで買った黒のデニム生地です(・x・)
かばんテープもダイソーの。なんだかパステルカラーのかばんテープが4色ぐらい出てて、全部わしっとつかんでレジへ持ってったうちの緑を使うことに。
さて、一番重要で時間のかかるのが、
裁断
というか裁断できるように生地に用尺どおりのしるしをつける作業(・x・)
何度もあちこちで書いてますがうち狭いので(;・∀・) このトートに使う布って41cmかける47センチなんですけども、それをまるっと広げられるスペースがありません(・x・;
ついでにいうと、ちょっとでっかいので、1枚で型紙を作れる大きさの紙がありません(・x・)
型紙うーん、あったほうがいいんだろうなあ、と思いながら、定規を直接布に当ててはかって線を引く。
友人に借りた真剣乱舞祭のDVDを初再生しててついつい見ちゃってたせいもあるのかもしれませんが、
オモテ2枚オモテの切り替え2枚ウラ2枚ポケット2枚
をはかって切るのに2時間以上かかりました(・x・)
まあ、それなりに距離は長いんですけど、やや細かい作業はポケットとホックと持ち手つけるとこだけで、
そこさえ終わればあとは
- オモテ布に切り替え布をだーっと縫いつける
- (持ち手のついた)オモテ布を裏布を口のとこでだーーーっと縫い合わせる
- 1枚ずつの長い布になった布をだだだだだーーーーっと四角く縫う
- ひっくり返して
- 返し口綴じて
- 口んとこに押さえミシンだーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと一周
でおわるので、
切っちゃえばあとはすぐ、ではあります。
まちがえ~~た~~~♪wwwwww
もともと、このレシピはオモテ生地の下半分に切り替え生地を縫いつける、という手順で作るんですけれど。
切り替え生地のところでオモテ生地カットしても・・・いいよね(・・
って思って。
切り替え布のぶんオモテ布を短くしてー、そこに縫い合わせるための縫い代ぶんを足してー、・・・どう考えても理論的にはすごく単純な計算なんですけどなかなか頭が構造を数字に置き換えて理解してくれなくて、だいぶ時間かかりましたがなんとか算出して裁断して、縫い合わせ。
まちがえた(・x・)
切り替え布の端はまず1センチ折って端ミシンかけることになってるんですけれど。
これ、おそらく、縫ってつながないから、つなぎめの補強と端の始末かねて1センチ折って縫ってあったんですよね、うん・・・たぶん。
ちがうじゃんほんとはこれ1センチ縫い代で縫い合わせて開くだけでよかったんじゃん。
で、まず最初にそこにステッチを入れちゃった私は、
これをどうやったらオモテ布に正しい向き(と長さ)で縫いつけられるのか、
しばしフリーズしました(・x・)
ほどいちゃえばはやいんですけど、でもこのデニムかなり縫いにくくて切ったはしっこがぼろぼろ崩れてくる(;・∀・)ので、できればほどきたくありません。
なんとかこうすればいいんだな、というのを理解して、オモテ布は猫の顔なので上下がありますから、
上下がさかさにならないように
向きを考えて合わせて、
(はい、ここでもう読めましたね)
うん、見事に上下逆さに縫ってほどきました(・x・)
気を取り直して縫い直して、
持ち手をつけてウラ布と縫い合わせて。
どうも自分の使い方を思い返すにホックはついてても使わないかなと思ったのでマグネットホックは省略。
2枚の長い布になった半身を重ね
よう
と
して。
なんか長さがちがう(・x・)
ことに気がつきました(・x・)
どうもいっっっっっっっっっっっっっちばん最初の裁断のとき、2枚つなげた長さで線ひいて真ん中に切り離す線を書いて、私さらにその上下に縫い代用に1センチの補助線を引いたんですけども。
どうも、切り離し線じゃなくて縫い代の線んとこ切ったくさい(・x・)
そういえば、縫っててここに余分に2本ぐらい線あるのなんだべ?って思った記憶あるわ(・x・)
なんだべじゃなくてもう1枚の縫い代になるはずだった1センチの幅だべよ(・x・)
といっても、買った布は50cm。
ポケット生地をとっちゃったので、もう1枚オモテ生地をとれる用尺は残ってません。
んーーーー・・・・
(・ー・)
現況優先で(・ー・)
というわけで、長いほうだけウラ布と縫い合わせたとこをほどいて、持ち手も外して、
短いほうに合わせて線ひいてじょっきん(・x・)
あらためて持ち手と裏生地つけて、
縫い合わせるために重ねます。
・・・・・・・・
見てくださいこのずれっぷり。
同じ長さにしたはずなんですけど??????
なんのために私は2時間かけて丁寧に慎重に線を引いて布を切ったのか。
なんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっの意味もなくない?(・x・)
それでも適当な大きさにがしゃがしゃ切ったら布が無駄になるだけなのも目に見えてますけど。
やっぱりせめて型紙は作ろう(・x・)
布に線引く時間だけは短縮しよう(・x・)
現況優先マチ
今回、マチは「縫い合わせた線に対してマチぶんの正方形を書く」方式でやってみました。
とくにオモテ布側は底生地がデニムで厚いから、三角部分残しても底の段差になるだけだろうと思ったし、厚みがあるとじょうずに縫い代割ってちゃんとした直角三角形に折るの難しいんですよね。
さいしょからコの字型に切るとなぜかずれるけど、まっすぐ縫うのだけはそこそこできるので、縫った線を基準にマチを作ることならたぶんできる(`・ω・´)
そして案の定というか、とても苦労なしにきれいなマチが作れましたーうぇーい(>ω<)
このくらいのサイズのモノの時はこの方式にしようかな私は。
マチができたのでひっくりかえして、
ウラ布を入れ込んで、周囲ステッチかけて、
かんせい(・∀・)
あまった布で前日習得したばかりのワザを使っておそろいの10cmファスナーポーチもつけました(・∀・)
タブつけてDカンつけてバッグにとりつけられるようにしようと思ってたのわすれたよ(・x・)
どうも私はほんと、タブとかタグとかすぐ忘れる。
あ、本体にタグつけてないのは、切り替えのちょっと上の、ねこ布部分の右下につけようと思ったらどうにも合わない感じがしてやめたからです。いちおう今回は!覚えてはいました。
ほんとは中央の上のほうに大きめの革タグとかつけれたらよかったのかもですね。
あと、できあがったあとで思ったけど切り替え布のほうに大きめのタグ縫いつけてもよかったかも。
次やってみよう(・x・)
もとがやや大きめのバッグなので、写真ではというか単品で見ると失敗してタテというか高さが短くなったのわからないとおもいますがw
しろくまと並べるとやっぱりびみょうにちいさいw
縫い代1cmぶん(かける2)の差があったので2センチ差になるはずではあるんですが、逆にマチを、前の2つの12cmがちょっとさすがに広すぎた気がして10センチに減らしたので、そのぶん1センチ背が高くなって、
おおむね1センチの差がちゃんと?あります(笑)。
次への反省点
ちょっといろいろと心残りのある仕上がりになったので、もう1こ近いうちに作ろうと思います。
- 型紙を作ってそれに合わせて裁断する
- 切り替えはたんに縫い合わせるだけでいい
- どうもポケットの位置つけまちがえててちょっと低いので確認して調整
- やっぱりふだんほぼ使わなくてもマグネットホックはほしいと思ったのでつける
- タグを今度こそつける
- 脇にタブもできたらつける
- 持ち手にDカンをはさみこむ(パスケースとかをカバンにとりつけられるように)
- ミニポーチにもタブとカンをつける
こんなもんですかね。
もうちょっと、ファスナーについては思うところがあるのでそれの実験と練習も兼ねてもう1つ2つ作ってからあらためてバッグとバッグとセットのミニポーチに挑戦してみたいと思います。