ビーズ(シード系)が。
増えすぎました。
ビーズ収納は悩ましい
ビーズをどう収納するか。
これは人類史上絶えることなく、常に我々を悩ませてきた問題です。
石器時代の某洞窟の壁画にも、ビーズの収納を悩む女の絵が描かれていたほどです(嘘)
さて。
何かをはじめる時、とりあえずその周辺の資材をごっそり買い込む習性のある私は、当然ながらシードビーズもごそっっっっっっっっっっっっっっっっと買い込みました。
1袋100円なのに3500えんぐらいになったとか書いてるので30色以上買ったようです。
ちなみに、このエントリ今見返すとけっこう知識がまちがってて苦笑します。
で、このシードビーズを、まずどうやって収納するか、当時もいろいろとぐぐって、
収納はチャックつきビニール袋です。
こういうふうにしました。
百均のビニール袋に入れて、肩のとこにパンチで穴をあけて色系統別にカードリングでまとめて、定番のダイソーの白いストッカーの中サイズに収納。
ところが、じつはこの収納方法には欠点がありました。
ビーズが、当然ちゃ当然なんですが、袋の下にたまるので、リング部分と袋の底部分の厚みにものすごい差が出てしまって、扱いにくい(・x・)
それと、使うたびに毎度目的の袋をリングから外して、終わったらまたリングに戻すのもちょっと手間が。
でもまあ、ほとんど使わないしこれでいいかなと思って、というか放置してました。
平ケースに入れてみよう
ところが、再びビーズに戻ってきて、まあすごい勢いでビーズの増えること(・x・)
そして毎度へにょへにょしてる束から選ぶのもたいへんになってきて、
ケースに移してみました。
これはダイソーの10マスビーズケースです。
こういったものの収納ケースで、とくにシード系ビーズの収納でもっとも重要なポイントは、
- それぞれのマスが独立していること
- フタも独立していること
の2つです。
仕切りの位置が変えられて手持ち量に応じたセクションが作れるものとかは、パールとかの大きめのビーズならいいんですが、可変の仕切り部分が浮いちゃう危険性が高く、ビーズが混ざる危険性があります。
一度まざっちゃうと、分別がすっごいたいへんです(・x・)
あと、フタは、絶対にマスごとについてるほうがいいです。
取り出し時にとなりに入っちゃって混ざっちゃうとかを防止するほか、万一の「あっ!!!(>_<)」の時の被害を最小限にするためにも。
さらに、個別に1セクションずつに分けられるのがベストなんですが、そういうケースはたいていが大きくて内容量に対して容積を食いすぎる傾向があります。封入資材なんかが入ってる丸ケースを使うことも推奨されたりしますが、あれは丸くて平たいので専有する空間に対してやはりコスパがちょっと悪いし、量もあまり入りません。
というわけで、上記のケースに移してみることにしました。
ダイソーのビーズケースは6マス8マス10マスの3種があります。
だいたい糸通しないしバラパック1本で10マスタイプの1マスに1/3~1/2ぐらいの量。
ビーズ収納において、もう1点、とてもとても大事なのは、
どのメーカー(ショップ)の何番のビーズなのか
をはっきりさせておくこと。
そうでないと、使い切ってしまった、あるいは制作途中で足りなくなった、等で補充したいときにどこで何を買っていいのかがわからなくなります。
ビーズの色は、ただ「白」ならどこで何を買っても同じ色なわけではありませんからね(・x・)
場合によっては同じメーカーの同じ色でもロットで多少色味の差があることもありますが、それでもまあ、メーカーと番号が合ってればそれほど強烈な違和感にはなりません。
そこで、番号(名前)のわかるものを、底や
上に貼っておきます。この時ラベルが中を見る妨げにならないようにするのも重要。視認性大事。なので、上に貼るとじゃまになるものは底に。
そしてさらに、
側面にもメーカーや色傾向など、ケースに入れてあるビーズの特徴を書いて、
立てる収納
にしてみました。
ちなみにケースを入れてるカゴはセリアのです。ダイソーのいつものやつだとちょっと幅が足りなかったんですが、こっちがぴったりでした。
しばらくこれでいってたんですが、これにも複数の問題が。
- ケースを出して置いたときに正しく見えるように側面のラベルを貼ると、立ててある時、裏側から見ないと文字が正しく読めない
- ↑だからといってシールを上下逆に貼ってみたら、今度はバスケットから出して平たく置いて使ってるときにラベルが上下逆で読めない(・x・)
- 色名のシールをケースの底に貼ってると、毎度ケースをひっくり返して色を確認しないといけない
そして。
- 取り出すときにフタがひっかかると、ビーズがこぼれ落ちる
これがね(・x・)
バスケット使ってるのでなおさら、「あっ!Σ (゚Д゚;)」って思うともうビーズがばらばらと床に。
蛇足ですがデリカでも発生しました(´・ω・`)
立てて収納、キケン(・x・)
頻繁に出し入れするようになればなるほど、当然それだけケースのあけしめも増えるわけで、フタのしまりが甘くなる可能性も高くなるので危険度ぐんぐん上昇。
また、ビーズが(色も種類も)増えて、バスケットが複数にまたがるようになって出し入れが煩雑になったこともあって、
バスケットを諦めて仮にダイソーの300円コンテナに移動させました。
が、これはどう並べてもケースがうまくおさまらないのと、
よしんばうまくおさまったとしても結局あの色この色そのサイズと出し入れしまくるのできちっとおさまってると今度もまた取り出しにくさ問題が勃発する可能性が今から見えます。
また、コンテナじたいをおける場所は現状高い位置しかなくて不便。取り出すときに落としたりしてそのときにケースのフタが衝撃であいちゃったりしたらもう号泣する未来しか見えない。
それと。
セクション式のケースに入れる際の問題はさらにあって、
- 余る、あるいははみ出る
- 別種の容器に入っているものにアクセスしなくなる
色やメーカー別に分けた場合、セクション10こに対して7つしかないとか逆に11あるとか。
余ったセクションも、同じカテゴリがいずれ増えれば埋まりますが、たとえば3マス余ってるのに買った新色は5色とかね(・x・)あきスペースに対して入手するわけではないので、ぴったりおさまることはまれですし、ぴったりおさまったからといって未来永劫その状態が変わらないわけではない。
また、平ケースに入れたものとは別に、独立した容器ごと手に入ったもの、あるいは、ケースのセクションに入れるには多すぎる量で入手して、やはり独立した容器に入れたもの。
そうやって別れてしまうと、どうにも(・x・)一緒に並べて色を探すことをしなくなるんですよね。
なるほど、だからビーズ見本帳というものは存在するのだなあ、と思うわけですが、個人的には、あの、ビーズを5こぐらいテグスに通して厚紙に結わえつけた見本帳は色見本としてちょっと微妙に思っています。
自分が持っているビーズが、この中のどれに相当するのか、を調べるのには適してるとは思うんですが。
何かを作りたい時に、あの数個のビーズからどんな色味のものが完成するかはちょっと想像できない。
かといって、毛糸のゲージをとるかのように、それぞれのビーズでたとえば10目10段のペヨーテ編んでおくとか、それやるとその見本の管理がまたたいへんになるので(じっさい考えたんですがw)、やっぱりビーズの現物を全部まとめて置いておいてその中から選ぶようにしたいなー、と。
チューブ式に挑戦
というわけで、どうしたものか考えた結果。
これを購入してみました。
最初は、またチャック式ビニール袋にするつもりだったんです。
100均で買える最小サイズよりさらに小さくて、少量のものでもあんまりだぶつかずに収納できるビニール袋を発見したので。
でも、最近ちょっとチャック式ビニール袋に入れたスワロを扱ってて、時々、チャックが閉まりきらなくてビーズがこぼれるということがあったので、たくさんのビニール袋をかき回してるうちにこぼしちゃう、あるいは破れてこぼれる危険性もあるかなあ、と思って、とりあえず保留。
一方、このチューブ式。
海外のビーズ動画だと、チューブ式の容器にビーズを入れてることが多くて、あと、デリカのチューブをいくつか使ってみたところ、セクション式や30g容器だとじゃまになるサイズだけどチューブなら今使ってるビーズのチューブはそのまま作業トレイに置いておけるし。試験管ふう、というのが多少ちゅうに心をくすぐる(笑)のもあって、ちょっと気になっていたのです。
個別ケース、と考えたときに最初に思い浮かんだのはデリカビーズが5g入る、よく売ってるやつなんですが、これ、サイズが微妙に不均等で、「互い違いにすると別売りケースに7こ入ります」という、その不均等さと隙間ができることを売りにしているところがどうにも自分的にはぴんときませんでした。
あと、やや単価が高い。いや、1こ1300えんぐらいする、透明度と密閉度を売りにしてる某ケースよりはぜんぜん安いんですけども、まとめ売りでやすくなってて100こ4000円弱(+宅配送料)なので(・x・)これでいける、という確信がないのに買うにはちょっとね。
対して、今回買ったチューブは100本で900えん(送料プライムで無料)。
アマゾンに出店してるパンダホールから買うという頭痛が痛い感じのやつですが、本家パンダホールには私登録してないし、送料とかどうなってるのか調べてないのと、海外からの発送だった場合到着に時間がかかる可能性が高い。一方アマゾン経由だとプライム効いたのでこっちで買いました。
いろいろとチューブのサイズもあったんですが、私が買ったこれは
直径13mm高さ73mm
デリカビーズの3gチューブが、直径10mm高さ50mmぐらいだったので、それを基準器にして、大きすぎず小さすぎないものを推測で買ってみました。
というわけで、じっさいの収納量をテスト。
まずはこれ。TOHOの丸大ビーズです。
たしかバラパックをユザワヤの店頭で買って、少量すぎてなにに入れようか迷った末にそのへんであいてたコルク瓶に入れたやつ。10本300円ぐらいの格安で入手した瓶なので、コルク栓の密閉性には信頼はおけません。ヨコにしといたらそのうちコルクがぽろっと外れてビーズが散らばりそうで、立てて別の容器に並べておく、という隔離収納しかできてませんでした。しかも、かなり極小のコルク瓶に入れてあっても半分も入ってない。
今のところ私が買ってる日本製シードビーズは基本的にバラパックあるいは糸通しなので、一般的な量のはず。
作業トレイにじゃばっとあけて、
ツメツメでしたけどちょっと上からとんとんってやって隙間を調節したらぴったり!(・∀・)
最初買った時これびみょうじゃね?と思った細長スコップがしぬほど有能でした。
いわゆるスコップ型のスコップは、それこそセクション式のケースの出し入れにはすごく有用なんですが、チューブに入れるにはこのペン型のほうが断然適してます。
色が別ですけど同量同種の、まだコルク瓶に入ったままのものとの比較。
もちろん使えば減るんですけどw、この、まるっとおさめた時の無駄な空間のなさがかなり気持ちいい(>ω<)
ちなみに、キャップはかなりしっかりぱちっととまりました。
最初これどうやってあけるのwwwwってなったレベル。
斜めに押し上げると外れるようなので、慣れれば簡単かなと思います。
さて次は、丸小。
TOHOの糸通し1本です。
ちょうどこないだのセールで買ったばっかりで、届いたけどこの容器問題をどうしようかなと思ってまだ開封してなかったやつがあるので、これをばらしてみます。
糸通しをバラす時、私がよくやるのは小さめのタッパーとか三角トレイの上で、下のわっかのところを切ってじゃぱっとしごき落とすやつなんですが、ちょっとチューブが細くてそれはできなそう。
じゃあ、上の綴じてある糸をとって糸の端っこをチューブに入れて中にすすすすって注げないかなと思ったんですが、糸をチューブにさしこむにはへにょへにょしすぎてて、だめでしたw
というわけでふつうにマットにあけてからスコップで入れる方式で
みちみちすぎない、丸大以上にぴったりサイズ!!(>ω<)
このチューブのサイズ選んだ私天才じゃね?(>ω<)
さて、入れたらあとはラベリング。
最近何気なくダイソーで買ったこの12mm*24mmサイズが、わりといい感じ。
メーカー・ビーズのサイズ・色番号を書いて、下のほうにぺたっと貼っておくと、ぱっと見た時には視界の邪魔をしなくて、でも必要な情報は全部書いてあって過不足ない感じです。
ちょっと不安なのが、糸通し・バラパックじゃなく、メーカー不明で買ってるお安めのシードビーズ。
パック(糸通し)ってたしかだいたい7gで、対してノンブランドビーズは10g入りのことが多いんですよね。
うまく入るかな(・x・)
まあ、入らなければそれこそビニール袋に残りを移してストックにしとけばいいかなというのと、ビーズステッチはじめてみたら糸通し1本ってけっこうあっちゅーまに使っちゃう量。
上に貼った過去エントリだと10gの丸小は970粒で全部糸にとおしたら175cmとか書いてますが(笑)たんにヒモに通すわけじゃないですからね(笑)。
なにかに使ったらすぐに減るだろうし、あと、やっぱりノンブランドの安いビーズは形の揃ってないものの混入率が高めなんですよね。使い終わったら買い足さないで国内メーカーのものに入れ替えていこうかなと考えてるので、多少余ったりしてもあまり問題はないかな。
さて、今度はこの、移し替えたチューブのビーズをどう収納するかですが。
最近すっかり手がのびなくなってる裁縫系の資材をダンボールにまとめて資材棚をいくつかあけてあるので、そこに丸小丸大は関係なく色傾向ごとにまとめてみようかなと考えてます。