ミール皿からレジンが外れちゃいました。
ある意味ラッキーでもあるんだけど微妙な気持ち。
======= もくじ =======
ミール皿からレジンが外れた!
この、デコ用ミール皿つきのグローブホルダー。
最初に練習でシェルと紋とチャームで作ってみて、なんかイマイチで(笑)
ついでにこうやってつくってみたけど吊る下げてみたら
上ってこっちだったよ!!!Σ (゚Д゚;)とかがあってorz
まあ勉強にはなったんですが(笑)
そのままそれをラックにぶら下げて、OHPシートを扱う時の綿手袋をとめておくのに使ってました。
が。
いつものように手袋をとったら、背後でなにか「ぽとっ」という音が。
見回したらちょうどその真下にたまたま置いてあったゴミ箱に、なにかまるくて赤いものが。
えっレジン部分すぽっととれてる!Σ (゚Д゚;)
ひっくり返して裏側を見たら、なんとなーーくこっちも隙間があるようなないような。
ためしにその隙間っぽい部分に目打ちねじこんでみたら、ぽろっとこっちもきれーにとれました(・・;
言ってみれば使ってはいたけど失敗作ではあるので、とれたってことはもう一度作れるのでそれはそれで悪いことじゃないんですが。
同様のことはほかにも
流したレジンが外れちゃうのは、じつはこれははじめてではありません。
ちょうどこれと同時期に買ったミラーとかコンパクトとか、わりともうライトから出したらはしっこが浮いててそのまんまはがれちゃったよ、みたいなことが何度かあったんですよね。
これとか。
この大きさの画像じゃわかりにくいですが、
ほら。
角っこのとこが浮き上がってます。
ちょっとめくってみたら
ぺりんととれちゃいました。
ほかにも、
これはもうひっぺがしたあとですが、
最後にぷっくり盛り上げるのに失敗してふちからレジンが流れちゃって、
流れ出た部分が浮いたので持ち上げてみた
らこうなった
という図です。
ついでにこれは、紋のOHPシートの裏のところがまだレジンが硬化できてなくて液状でした。
考えたら空枠みたいに裏から紫外線あてれないんだから黒インクの下のレジンは硬化しないわな(;・∀・)
で、これはどうしたもんかなあ、と首をひねったけどなにせまだレジンもはじめたばっかり。
調べようも見当もつかなくてとりあえずそのまま放置してました。
先日リバティのくるみボタンをはってみて出来上がりがとっても残念な仕上がりになった
これも、その時買って放置されてたコンパクトの1つです。
何が起こったかを推理してみる
自分が楽しむためだけに遊んでるなら「あははーとれちゃったー」でいいんですが。
販売するとなると、これはよろしくありません。
まあ、それで方策がいまいちつかめなくて放置してたんですけど、あれから約4か月。
毎日レジンいじりたおしてたわけじゃありませんが、当時よりは少しは経験値が増えてます。
今回は、ぐぐったらなんかそれっぽい書き込みをいくつか拾うことができました。
というわけで、いくつか理由になりそうなあたりを書き出してみます。
(UV)レジンは縮む
レジンは、硬化の過程で収縮します。
UVレジンはとくに、この収縮率が大きい液があるようです。
これを作った当時使ってたレジン液はルスターグロスの0004でした。
その後シリコンモールドをお試しで使ってみたら、ライトから出した時点で型から外れる勢いでレジンがそりかえってて
(; д) ° °
ってなりました。
あらためて調べたら、このレジン液はかなり収縮率が大きいらしいです。
ここではじめて私は「レジンは縮む(反る)」、さらにいうと「レジン液は会社や商品によって1つ1つぜんぜん違うもの」ということを知ったわけですが(;・∀・)
つまり、0004「は」収縮率がかなり大きくて、厚めの作品には向かない、ということのようです。
ふつうのミール皿や空枠で作るものは別に問題ないんですけどね(・・
グローブホルダーは、これも0004を使って作ったはずですが、これは面積が小さい上に角がない上にぺらぺらでもないけどある程度の厚みがあるので、そのおかげか、別に反ってませんでしたし、作って4か月近くなんともなかったんですよね。
だから、レジンが反るのは今回の問題ではないようです。
UVレジンの完全硬化にはすごく時間がかかる
今回見つけた情報その1
UVレジンは、紫外線硬化させただけでは100%は固まらない
な、なんだtt(ry
じっさい、レジンを私程度にやってたら覚えのあるかたも多いと思いますが、
硬化が終わっても、レジンってすぐさわると指紋がつくんですよね(・・;
これも、程度はレジン液によるとは思いますが。
落ち着くのを待つっていうか、ちょっと蒸気を逃がす感覚っていうか。
完全に乾いて触れるようになるまでちょっと時間が必要です。
表面がそうなんだから、内部だってライトから出して完全にかたまってなくても、たしかにおかしくはないのかも(・・
原理まではよくわかんなかったんですが、とりあえずUVレジンはかなりの時間をかけて完全硬化するようです。
その過程でさらに縮んで、反ってはいないもののミール皿から外れて落ちる大きさになったと、そういうことなのかもしれません。
しかし、気になるのは縮んだのはともかく、なんでそんなにぽろっといくの?ということ。
これも、多少レジンをいじってる人ならわかるとおもいますが、
レジンの接着力ってハンパない
じゃありませんか。
レジンに何かパーツを接着する時、わざわざボンド出してくるよりレジンちょろっと垂らしてライトに放り込んじゃうなんて、みんないつもやってますよね(・・
なのに、なぜこれは外れて落ちたのか。
レジンはメッキにはつかない?
これがもう一つ、今回拾って「あ」と思ったもの。
その話じたいはどうもソフトレジンの話っぽかったんですが、「レジンはメッキにはつかないから下準備が必要」
ここまでの画像、見返してみてください。
はがれたもの、全部ロジウムメッキ
これか? これなのか!
下準備とは
残念ながら下準備とは何かという具体的な記述は見つかりませんでした。
が、ちらっと、この話につながるのかわからないんですが、
「ボンドで紙を貼ってニスを塗ってからレジンを流す」という手順が。
つまり、底の部分を直接メッキでなくすればいいのかな?
よろしい、ならば
いでよ、ジェッソ!!!
じつはちょっと前に、図柄が透けるから見えないならパンがなければお菓子を食べればいいじゃないの原理でジェッソ塗ればいいんじゃね?って思ったことがあって、結局実践しないままになってたんで、ちょうどいいかもしれません。
ミラー(四角いやつはミラーつきキーホルダー)の片面は図柄を貼るやつをもっぺん試してみようかな。
じつをいえば今はもう0004は使ってなくて0006という同じルスターグロスの別のレジン液を使ってるのでたぶんこういうことはないとは思うんですが。
縫い物系に興味がわいたというほかにもちょっと事情があってしばらくレジンあんまりさわれないでいたんですが、もしかするとそれもそろそろokかもしれないので、久しぶりにレジン実験やろうかな!(・∀・)