はじめての消しゴムはんこ

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また(苦笑)新しいものに手を出しました。

======= もくじ =======

パンがないなら焼けばいい

パンがなければお菓子を食べればいいじゃない、というのは、マリー・アントワネットの言葉として知られているものですが、実際にはルソーがそれよりずっと前に「ある高貴な女性の発言」として自伝に記したものがアントワネットの発言と言われるようになっただけで、じっさいはそんなこと言ってないらしいですね。

それはおいといて、パンがなくても小麦粉(と塩と砂糖と酵母)があるなら焼くという選択肢もありますよね。

そう。

最近ちょっと具体的にこういうものを作ろう、と思ってるものがありまして。

そのためにスタンプとして使いたい図柄があったんですが。

気に入るのがなかったんです(・x・)

パンがないならry

 

たしかだいぶ前に、アレをアレしてああやったらむにゃむにゃむにゃなものができないかなと思ってなんとなく買っ(てやっぱりよくよく考えたらたいへんそうだったからやめてほったらかしておい)た消しゴムはんこ用のゴムがどっかに・・・(ごそごそ)・・・(ごそごそ)・・・・

 

あった(・∀・)

これはどこかなセリアで買ったやつかなたぶん。

どこのであっても百均ものはまちがいありません。

検索かけて確認してみたところ、ほかに必要な道具は

  • トレペ
  • えんぴつ
  • カッティングナイフ

全部あるね(・x・)

というわけで、はじめてのけしごむはんこに挑戦(・∀・)

図柄を写す

まずは、図柄を決めて、それを台になるゴム板に転写します。

トレペにえんぴつでなぞる

資材棚まわりに、クロッキー帳(型紙用)とかの間にたててあったこのトレペはダイソーの。

たしか商品写真とるときにライトがうつりこむのを防ぐディフューザーとしてかぶせるために買ったんですが、私の場合被写体がレジンで結局「トレペをかぶせたライトがうつってる」というなんの意味もない事態になったため放置されていたトレペです。

1年以上を経てやっと出番がやってきました(・x・)

ちょっと諸事情によりここの過程はお見せできなくなりました(;・∀・)が、

図柄にトレペをかぶせて、それをえんぴつ(シャーペン)でなぞります。

ふだん字を書くのはボールペンなのであんまり何入れてるかおぼえてませんが、基本的に私H芯すきじゃないのでどんなにかたくてもHB、おそらく2Bだと思います。

下絵をはんこ用ゴムにうつす

できあがった下絵を、オモテを下にしてゴムにかぶせて、

爪で、って記事が多かったですが私は自分の爪はそういうふうに使いたくない(;・∀・)

ので、デザインナイフのキャップでごしごしっとやりました。

全体にこすって、ぺらっとトレペをめくると

わー(・・)

思った以上にしっかりきっちりうつってました。

もっとがりがり力入れないとだめなのかと思った。

必要な大きさにゴムを切る

これは不要な工程かもしれませんが。

残りのゴムもべつの消しハンに使うかもしれませんし、汚したり傷入れちゃうとアレなので必要なぶんだけ切り取って、準備完了(・∀・)

彫る

題名どおり、マジではじめての消しハン作りです。

作家さんたちの掘り方エントリみたいにきれいじゃないっつうか明らかにへたっぴでしかないですがそこは割り引いてくださいね(;・∀・)

周囲をざっくり削る

どこかのブログで「輪郭を一筆書きして」なんてあったんですが、

とてもそんな高度なことはできない、というのを開始早々に思い知ったので、

とりあえずざっくりと

周囲にひととおり切り込みを入れて、

そのあと外周から刃を水平に(気持ちだけは)入れて、

いちばん外側の、絶対はんこに必要ないところを削り落とします。

細かいとこを仕上げていく

なんか「まるを書きます ふくろうにします」ぐらいのざっくりさですいません。

あとは、輪郭線に合わせて丁寧に形を切り出していきます。

いちおう、tipsとしては

  • 刃は垂直じゃなく斜めに入れて彫り上がりが台形になるように意識する

のがいいらしいですが、それはそれで難しい(・x・)

線に添ってきれいに丁寧に切ることに集中してるとどうしても垂直に入ります(・x・)

そうなるとどうなるか。

細いところのゴムが抜けません(;・∀・)

広いとこなら、抜きたいとこにまた刃をさしこめば切り落とせますけど、

細いとこでそれやると残しておきたいパーツまで削いじゃう(・x・;

印面 V 印面

みたいな感じで細いところほどナナメに刃を入れて、運河の反対側の切れ込みと出会うようにしてあげないといけないんですね(;・∀・)

でもつい垂直に入れちゃうので細い部分抜くのたいへんでした(苦笑)

ピンセットが活躍しました。

あと、

  • 曲線を彫る時はナイフじゃなくて消しゴムのほうを動かす

のがいいらしいです。

彫ってる時は必死できれーに忘れてました(・x・)

ひとまず完成

というわけで、だいぶ大雑把にはじまりましたがいちおう細かいところはなるべく気を使って、完成しました。

うん。よく見るとなんか足りませんね(・x・)

ちょっとここの部分は私のいまの技術力ではむりだと判断したのと、手持ちの既製品のクラウンのスタンプがちょうどこれとほぼ同サイズだったので、ほかにもちょっと理由はあるんですが今回はちょんぱしちゃいました。

下絵線をそうじする

だいぶ外側のざくざく削り落としたところがでこぼこですが(苦笑)最悪これは全部印面の周囲だけ残して切り落としちゃえばいいのでいいことにして(・x・)

完成です。

所要時間およそ1時間ちょい。

はがき1/2サイズのゴムをちょうど半分に切ったのではがき1/4サイズの、このくらいのデザインのものをはじめて切り出すのにそのくらいです。ご参考に。

さて、このままだとシャー芯の黒が残ってます。

私は濃い目の色で捺すつもりですが、うすめの色のインクを使うこともあるだろうし、黒がまじっちゃうとあんまりきれいじゃなくなるだろうというのは目に見えてます。

ので、おそうじをします。

練り消しなんかでも消せるそうですが持ってなかったので、

梱包用のPPテープ。たしかこれダイソーで買ったやつ。

これを切って、

ぺたん

こしこし

ぺろん・・・

 

(゜ロ゜ノ)ノ

 

えっ1回でこんなにとれるの!!!

もっと何回も根気よくやらないとだめかとおもってたΣ (゚Д゚;)

とっちゃったのをゴムに戻しちゃわないようにテープはけちらずにいっぱいつかって、

ぺたぺた

ぺたぺた

ぺたぺた

掘り方がヘタなんで目のとこのフチとかちゃんと彫れてなくって微妙にえんぴつ線が残ってますが、ほぼきれーーいにとれましたすげえ(・∀・)

それじゃあ、試し捺しいこうか(>ω<)

捺してみる(・∀・)

インクパッドを出してきました。

これもたぶんダイソー。4色ぐらいのパッドがまとめて売ってるやつの1色。

私はオトメ?時代にこういうファンシーなことやらないでオタクひとすじだったのでごく最近まで知らなかったんですが、印鑑じゃないはんこって、インクパッドにべたーって押しつけるんじゃなくて、むしろインクパッドのほうを持って印面に

ぽんぽん(・∀・)

ってやさーしくインクをつけてやると、きれいに捺せるんですってね(・x・)

というわけでぽんぽんしてインクをつけて

ぎゅむ。

ふぉおーーーーー!!(・∀・)!!

 

ここで調整を必要に感じたら細かい調整を入れて、完成です。

私は、目と台座のとこのハイライトと首のとこの細いラインがきちんと別れてるからこれでいいかなって思って微調整なしで完成にすることにしました。

捺したあとは、ウェットティッシュ(赤ちゃん本舗のおしりふき使用)で印面をおそうじ。

アルコール使ってないのでへんな匂いしないしむだなスースー感ないし、ちょっとした傷があってもしみたりしないし、何かと重宝です。

でっかく「おしりふき」って書いてあるのさえ見ないふりできれば(・x・)

消しゴム系だからなのか真っ白にはならなかったので消毒用アルコールをティッシュにつけて拭いたらティッシュがぼろぼろになって細かいかすがあちこちについちゃいました(;°д°)

どうしたもんかと思って、ちょっと考えて、使うならあれかな?と思って

ミラーパウダーを使う時に、最後に余剰についてる粉を払うために買ってあまりにきれいにパウダーがついたもんだからまだ出番のなかったチークブラシ(ダイソーとキャンドゥで1本ずつ買ってダブっててこれがどっちか不明)でぱささささっと払ったらきれいになりました(・∀・)

けっこうこれ楽しい(・∀・)

というわけで、初消しゴムはんこ体験でした(・∀・)

思った以上に簡単で、楽しいわこれ(>ω<)

私は図案を自分では描けないのであれですが、イラスト描けるひとたちが消しハンにハマるのもわかる気がします。

これも含めていろいろ探しまわって手に入れたりあれこれ叡智を結集して製作しようと思ってる目標物は完成した時にまたあらためて紹介したいと思います(・∀・)

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