マクラメの編み方のひとつ、ねじり結び。
実を言いますと私、去年手芸をはじめた時、この編み方がどうしてもできなかったんです。
やりかたはわかる。別に難しくない。
なのに、いざやってみると、見本みたいにならないんです。
なぜだ(・x・)
わからないまま、ほかのものに興味がうつってそのままになってたんですが、今回ブレスレット作りの参考に借りたマクラメの本に、どんぴしゃのヒントが(・∀・)
ようやくねじり結びを会得しましたので、一人ひっかかるってことはここでひっかかるひともほかにもいるかもしれませんのでメモを残しておきます。
======= もくじ =======
これが正しいねじり結びだ(・∀・)
ねじり結びは、マクラメの基本の結び方のひとつで、
編み目がらせん状にくるくるねじれていく
紐が編める編み方です。
口でいうより見たほうが早いですね。
こうなるのがねじり編み。
もうひとつの基本の編み方はこういうふうになる平編み。
(端の処理に失敗したので失敗作ですけど(苦笑))
じつはこの2つ、編み方の基本は一緒です。
右・左・右・左と交互に編んでいくか、左なら左だけ、右なら右だけのどちらか片方からのみ編んでいくかでこんなに見た目が変わってくるんですよね。
これ最初に編み出したひと、ほんとえらいと思います(笑)
①
では編んでいきましょう。
芯ひもをまん中に、左の結びひもを芯ひもの上に。
「芯ひもの上をとおって右の結びひもの下にくぐらせる」というのがよく言われる手順です。「4の字になるように」とか。
ですが、上の下のいうのがあんまり多いとごちゃごちゃしてくるので、右の結びひもを上へよけて、とりあえず左のことだけ考えると悩みません。
②
そしたら、よけておいた右の結びひもを、今もってきた結び紐の上におろして、
③
ここだけはちょっとごちゃっとしますが、結び目なのでどうしようもない(・x・)
今おろした右の結びひもを、左の結びひもと芯ひもの下をくぐって、左側に残ってる結び紐の輪の上へ抜けさせます。
④
ぎゅぎゅっと左右の結び紐を引っ張って(引き締めて)、
1目完成。
つぎの目にいきます。
⑤
再び、
右側のひもを上へよけて、
⑥
左側の結びひもをもってきて、
⑦
右のをおろす。
⑧
左からきてる結び紐+芯ひもの下をとおって、
左側のわっかの上へ抜けさせて
⑨
ぎゅー。
もう1回ぐらいやると、
引き締め終わったあとのひもが直角に持ち上がるような感じになってきます。
ねじり結びなので、結び目がねじれていって、結び目から出てるひもがどんどんずれてくるんですね。
さて、ここがキモです。
⑩ひもを入れ替える
右のひもを、芯ひもの下をくぐって左へ。
逆に、立ち上がっちゃって浮いてる左側だったひもを、ぱたんと右側へ。
左右のひもが入れ替わりました。
せっかく段染め使ったのにひもの色がちょうど同じ色で笑えますが(苦笑)、ちょっと上を見返してみてください。
入れ替え前↓
もとの右の結び紐がオレンジから赤、左というか立ち上がってた結びひもがオレンジから黄色に変化するところでした。
入れ替え後↓
オレンジ→黄色のひもが右にきてて、オレンジ→赤のひもが左になってます。
⑪続きを編む
さて。
1年まえ、私がつまづいたのはここでした。
ひもがねじれてきて、左にあったはずのひもが右側にきちゃう。
でも、ねじり結びというのは、「つねに同じ側のひもを芯ひもにのっけて編んでいく」編み方なわけで。
この「左の結びひも」が、くるっといくと右側にきちゃうので、これを芯ひもにのっけようとすると右側からのっけることになっちゃう(・x・)
それだと、左開始のねじり結びにならない(・x・;
というわけでむりやり、この右側にきちゃった結び紐を左側まで回転させて左から芯ひもに乗せて結んだんですが、
あきらかに編みあがった目が間違っている(・x・;;
ここでおてあげ/(^o^)\になりました。
私アスペの気味があるもんで、こういうの鵜呑みにしちゃうんですよね(・x・;
左のひもからどうしても編み始めなきゃいけないはずなのにそのひもが左じゃなくなっちゃってそこでどうしていいかわからなくなったようです(・x・;
そして、正解はこちら。
さっきの、
ひもの左右をいれかえた続きは、
⑫
何事もなかったように(・x・)
右の結びひもを上へよけて
左の結びひもを芯ひもの上へ
↓
右の結びひもをおろして以下略。
すいません私あたまわるいのでなんでひもを入れ替えても同じ側から編めばちゃんと編み目ができるのか理解できないんですが、これだとちゃんと、続きが編めるのです(・x・)
⑬また結びひもがねじれてきたら入れ替えて
5~6目ぐらい編むと、また結び目が芯ひもに垂直ぐらいの位置にやってきます。
今度は左の芯ひもが黄色、右が赤でわかりやすいですね!
これを、
さっきと順番が逆ですが、右へねじれてきてた左の結びひもを右へぱたん
右の結びひもを、ねじれに沿って芯ひもの下をとおして左側へ。
そしたら入れ替わった、さっきまで右にあった赤のほうの結びひもを左側のひもってことにして、何事もなかったように次の目を編む。
これで、
ねじり編みができていくのです(・∀・)
ねじり編みのポイント
というわけで、ポイントをまとめます。
- 結び紐は、常に同じ側から芯ひもの上をとおす。
※今回は左で説明しましたが、左からだけじゃなく、右からもできます。
らせんの方向が逆になります。 - 編み目がねじれてきたら、逆らわずに結びひもを左右入れ替えて、
- そのまま同じ手順で編み続ける。
これでねじり結びが完成です(・∀・)